[書評] 考える技術

さらっと読みました。
大前さんは人をけしかけるのがうまいですね。

Amazon.co.jp: 本: 考える技術

考える技術

前半(2章まで)がビジネスコンサルティング/プレゼンの短い教科書みたいになっていて、秀逸だと思います。
中盤からどんどんヒートアップして、郵政、三菱自、ゴーン、教育問題、切りまくりつつ、論理的思考力や時間の使い方についてのレクチャーが続いていきます。

- - -

「21世紀に専門家は存在しない」(第5章P.187)という部分に強く反応してしまいました。
-グローバル・ボーダーレス化した世界では因果関係が複雑化する。
-インターネットでつながった世界では、あっというまに共通知識を持ったコミュニティが世界各地でできうる。
という流れです。

前半の話は、先々週の石井裕さんの講演で深く感銘をうけたMITのcollaborationの説明のくだりに近いものを感じます。
どういうお話だったかというと、「日本で学際というと、異なる分野の研究者が協力しながら(前提として、相手の分野の知識は相手に任せてしまう)というのが多いが、MITメディアラボの学際はそれでは十分でないと考える。いくつもの分野でNo.1になることはできないかもしれないが、少なくともその分野の言葉をfluentに話し、深く尊敬し、その分野の人を纏め上げるリーダーシップを持つことができる人材が必要」というようなお話しでした。(適当にまとめてしまっていてすみません。)

後半は梅田望夫さんの「高速道路」につながっている感じがします。

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